【ロイヤルオーク購入記④】バシュロンコンスタンタン

  • 2021年1月24日
  • 2021年8月21日
  • 腕時計
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ロイヤルオークを購入するまでの記録。今回はその過程で出会った時計の一つ、バシュロンコンスタンタンのパトリモニーについてです。世界3大時計の一つであるバシュロンコンスタンタンですが、ロレックスエクスプローラーからのグレードアップを考えていた当時の僕に、いきなり世界3大時計にチャレンジするという勇気はありませんでしたが、デイトナマラソンをしている中で、色んな時計を見てみたいという思いが強くなり、バシュロンコンスタンタンのお店を覗いたのでした。

場所は新宿伊勢丹。普段の買い物でもよく行く場所なのですが、まずはロレックスを覗き、いつも通りデイトナの在庫は無し。同じ時計フロアにあるバシュロンコンスタンタンに向かいました。少し緊張しながらショーケースを覗くと、美しいドレスウォッチが・・・。それがパトリモニーでした。バシュロンコンスタンタンといえば、現在のラグスポ(ラグジュアリー・スポーツ)の人気の流れに乗って、オーバーシーズが人気ですが、この完成されたドレスウォッチであるパトリモニーも一度は手にしたい時計の一つです。

非常に丁寧かつフレンドリーな定員さんで、進められるがままにいろいろな時計を見せてくださいました。本当に時計のことが好きな定員さんで、時計に関する歴史や特徴はもちろん、ご自身がバシュロンに入社したきっかけやプライベートまで、楽しい時間を過ごさせていただきました。

さて、このパトリモニーについてですが、公式ページにもありますが、一言でいうと「完璧なラウンドシェイプ。無駄のない美しさ。」ですね。僕が特に気に入ったのは、2針のモデルと3針のモデルのホワイトゴールド✖️黒ベルトのもの。仕事の時につけるのにぴったりの時計で、高級感と気品のかたまりで、いやらしさは一切無し。ピンクゴールドのモデルもいつかは付けたい時計ではありますが、ホワイトゴールドの清潔感とクールさは、ビジネスでの自分を格上げしてくれるイメージが強く沸きました。

直径42mm、厚さ7.65mmで、裏面はシースルーケースバック、サファイアガラス。3気圧防水というドレスウォッチらしいスペックです。そんな時計をずっと眺めていると、店員さんから「是非写真を撮っていってください」と。この時撮った写真は今でも大事にしていて、時々見返すほどです。一度自分の手に嵌めて、そして写真まで撮ってしまうと憧れの時計との距離も縮まり(縮まったように錯覚し?)、約250万円という価格についても麻痺していくのでした・・・。

高級時計を買うにあたって、予算はあってないようなものですよね。初めは「100万円前後」、「200万円以内」などおおよそ決めていたとしても、「その時計で140万円出すなら、もう少し出して200万円のこの時計」、「あの時計で300万円するなら、200万円でこのブランドの時計が買えるのってむしろ割安じゃない?」など、相対比較をし始めることで、予算の上限は徐々に拡大していきます。

ドレスウォッチを買うのであればやはりパテックフィリップのカラトラバも気になること、エクスプローラーからのグレードアップとしてカジュアルからビジネスまでカバーできる時計ということであればラグスポウォッチも気になるなどの理由で、パトリモニーの購入じゃ見送りましたが、このタイミングで世界3大時計に触れたことが、ロイヤルオーク購入のハードルを下げることに繋がったのかもしれません。

時計選び迷走中。ついに宝飾系時計の魅力にも気づく。